上の階の人の水漏れで被害を受けた場合、自分は火災保険の「水漏れ」に入っていなくてもいい？ - 火災保険の選び方 - 保険相談 見直し.jp - 四日市

上の階の人の水漏れで被害を受けた場合、自分は火災保険の「水漏れ」に入っていなくてもいい？

【ご相談事例】

分譲マンションに住んでいます。上の階の人の水漏れで被害を受けた場合、上の階の人に損害を請求できると聞きました。それならば、自分は火災保険の「水濡れ」に入っていなくてもいいのではないでしょうか。

【ご回答】

上の階の人の過失により発生した水漏れ事故で自分の財産が被害を受けた場合、その損害を上の階の人に請求できます。

相手が火災保険に入っていれば、その火災保険から損害を賠償してもらい、保険に入っていなければ相手に直接支払ってもらうことになります。

このとき、相手が火災保険に入っていればスムーズに弁償してもらえますが、相手が保険に入っていない場合には交渉が必要です。

さらに、弁償してもらうことが決まっても、相手に経済力がないと、場合によっては泣き寝入りということも考えられます。
こうしたわずらわしさを考えれば、地震の火災保険で「水漏れ」に入っておくと安心です。

また、「水漏れ」では水道管の破裂や、配水管の詰まりによって発生した水漏れ事故など、ご自身の建物の給排水管の損壊による損害も補償されます。

分譲マンションでは水漏れによるトラブルが発生する可能性が高いため、火災保険の「水濡れ」でカバーしておいたほうが安心できるといえるでしょう。

※本記事は、記事作成日時点での情報です。
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