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自動車保険の等級制度とは、どのような仕組みですか。
自動車保険料の決定の仕組みの1つに等級制度があります。
この制度は「1等級~20等級の区分」と、「無事故、事故有の区分」により保険料の割引・割増が適用されます。
20等級(無事故)が最も割引率が高く、1等級が最も割増率が高くなります。
よって、20等級に近づくほど、保険料が安くなります。
◆「1等級~20等級の区分」
初めての契約には6等級(S)が適用され、1年間保険事故がないと、翌年の保険更新時に7等級となります。
保険事故がないと1年に1等級ずつ上がっていくことになります。
保険事故については、3等級ダウン事故、1等級ダウン事故、ノーカウント事故の3つに分けられます。
例えば現在8等級で、3等級ダウン事故により保険請求した場合、翌年の保険更新時には5等級となります。
◆「無事故、事故有の区分」
例えば現在8等級でも前年11等級から3等級ダウンしての8等級になった場合と、前年7等級から無事故で8等級になった場合とに分かれます。
このように同じ8等級でも事故有と無事故とで割引率が異なります。
事故有の割増引率が続く期間を、事故有係数適用期間と言います。
保険証券に8等級(3年)と記載されていると、事故有係数適用期間は3年になります。
8等級(3年)から1年間無事故だと、翌年更新時は、9等級(2年)となります。
逆に、8等級(3年)から、3等級ダウン事故で保険請求すると、翌年更新時は、5等級(5年)になります。
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