HOME > 目的別保険相談 > 15年前に加入した生命保険に入っています。ここ数年は配当金がないのはなぜですか?
15年前に加入した生命保険に入っています。
契約時には配当金がもらえるといわれたのですが、ここ数年は配当金がありません。
契約の時と話が違うのですが、その理由を教えてください。
生命保険は「死亡者数」「運用利回り」「事業費」の予定率をもとに保険料が決まり、予定と実際との差によって剰余金が生じた場合に、契約者に配当金として支払われます。
しかし、実際には予定したとおりの「死亡者数」「運用利回り」「事業費」になるとは限らず、これを下回ると配当金は支払われません。
特に最近では、日本銀行がマイナス金利政策を導入し、生命保険会社の運用成績がよくありません。
そのため、運用実績が良い時代に契約した生命保険の場合には、足元の運用状況が改善傾向にあっても、配当金が支払われないケースが多いようです。
なお、配当金が支払われる生命保険には、「死亡者数」「運用利回り」「事業費」の予定率と実際の率との差によって生じる損益を毎年の決算で集計し、剰余が生じた場合に配当金として分配する仕組みの保険と、「運用利回り」について予定利率と実際の運用成果との差によって生じる損益を計算し、剰余が生じた場合に配当金として分配する仕組みの「利差配当タイプ」などがあります。
この機会に、ご自身が契約している生命保険の種類も確認しておくといいでしょう。
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